Lapuan Kankuritの本当の素晴らしさ

2017年3月13日月曜日

前回のブログポストの続きです。

今回、Lapuan Kankurit(ラプアンカンクリ)の新作アイテムを見に行って1番気になったアイテムはこちらです。

AALLONMURUTAJA
ハンドバッグ、キッチンタオルやバスタオルなど多くの種類があります。


フィンランド独立100周年を記念して、Lapuan Kankurit(ラプアンカンクリ)とクリーンバルト海がタッグを組んで販売されるモデル。デザイナーはマリメッコなどもデザインを提供されているReeta Ekさんです。

AALLONMURUTAJA(アアロンムルタヤ)は、フィンランド語で消波堤を意味します。海の波をイメージしたとてもシンプルなモデル。
売上の一部がバルト海クリーンアップの為に貢献されます。


Lapuan Kankurit 代表(左)とクリーンバルト海の代表(右)

自然が多くて綺麗なイメージがあるフィンランドだったので、気になり発表会の後でクリーンバルト海の代表の方を捕まえて詳しく話を聞かせて頂きました。お忙しい中、とても丁寧に説明してくれました。



バルト海は、北ヨーロッパに位置する海の1つで、スェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ドイツそしてデンマークに接した地中海です。

この海の汚染はフィンランドでも大きな課題となっています。

数十年前までは工場汚染水や生活排水が直接川に流されていた事が最大の理由だそうです。
そして、第2の理由が地中海(海が内陸まで入ってきている)で、しかも海の入口が極端に狭い事も重なり普通の海と違い海水の循環が悪いという事。

一番汚染されていた時などは、海で泳ぐ事も禁止にされていたみたいです。現在、汚染はかなり改善されているのですがバルト海の魚は週に1回以上は食べない方が良いと言われているぐらいです。
その問題を改善する為にクリーンバルト海では、浄水場建設
をフィンランド国内だけに限らず、浄水場を建てる余裕がない他国への援助などもしています。
同じヨーロッパでも、環境破壊への理解度や関心は全然違うらしく、その理解を高める為に常に活動しているとおっしゃられていました。


日本と同じぐらいの国土でも、住んでいる人は500万弱しか住んでいないフィンランド。
フィンランドに旅行へ来られた方ならわかると思いますが、飛行機から外を見ると一面に広がる林と湖しかありません。自然が多いイメージのフィンランドですが、実はこんな問題があったなんでビックリでした。そして、私自身の地元が工業地帯の海に近い事や、3.11の問題などもありとても他人事とは思えないと感じたのが正直な所でした。

バルト海の問題は、工場排水やダイオキシンだけでなくチェリノブイリ原発などによる放射能汚染もあるので、またお会いできるチャンスがあればもっと話してみたいです。

話が長くなってしまいましたが、Lapuan Kankurit(ラプアンカンクリ)の本当の素晴らしさはこういう所だな〜と思いました。
ただの北欧風のカワイイアイテムという表面的な会社ではなく、フィンランドの事、環境の事、未来の事を考えてアイテムを作っている所に強く共感しました。

海外でもっと安く作れるこのご時世、なぜ税金も高いフィンランドで自社工場を持ちアイテムを作るのか?
環境の事を考えて製作するとコストが掛かってしまう。私には関係ないと目をそらす事も出来るのになぜ?

時間があればもっとお話をしてみたい方だと思いました。
夏にはLapuan Kankurit(ラプアンカンクリ)の工場にもお邪魔させて頂く許可を得ましたので、皆様にこの素敵な会社のもっと深い部分までご紹介できればと思います。

残念な事にこちらのモデルは日本では販売されないのですが......紹介するアイテム全て日本での販売がない(本当にスイマセン)、フィンランドにお越しになる際は、Lapuan Kankurit Helsinkiに足を運んでみてください。
場所はエスプラナーディ通りにある、Iittalaショップの近くです。お店もとても素敵な感じです〜。




Lapuan Kankurit Helsinki Store & Studio

Katariinankatu 2, 00170 Helsinki







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